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Die Leiden des jungen Wadaschan

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)
ゲーテ
新潮社
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若き悩み、人をして。
おれの人生にそれほどの情念があったなら。

ただそれが外へ向かないだけのこと



ゲーテっていいよねえ。これほど詩的な人間はいない。
クラシックにもしたくなるよそりゃあ。

おれが認める唯一と言っていいほどの天才、ゲーテ。この人の言葉の向こうには常に淡い風景と霞んだ未来が見える。今までに読んだファウストやなんかを初めとして、どれも原文は読んでいないけど、言葉の力をとても感じる。
村上春樹のそれとは少し違う次元のものだけど、言葉に引っ張られるという点では近いものだと思っている。まあ、村上春樹は作品にjazzとか出てくるし、クラシックにはしにくいってのも随分違うところかな。

酒で表してもゲーテはワインで春樹はウィスキーみたいな


ああところで、今日は流星が盛りだそうだね。
しかし曇ってる。

最近おれは空に嫌われてるんだろうか
いやむしろ晴れないのはおれの心の方なのか

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