ブルースカイブルー
濃い蒼い空でした。
地上の暑さとは反対に、仰ぎ見る天の涼しさよ。
ウィンウィンウィンドウで縁取る夏の色。
さて、最近は北海道でもコメが出来るくらいあったかい日本です。夏は暑いものだけど、毎年その暑さには誤差があるわけです。人はその誤差を正確に測ることは出来ないし、その暑さを地球規模で冷ますことは今の所かないません。そこでクーラーなどを発明して、部分的に暑さから逃れることが出来るようになりました。
何も自然に限ったことではなく、マーケットもそういうケースが多いかと思います。バブルはいつ起こるかは予測できません。しかし、起こったバブルを部分的に破裂させることは出来ます。今の中国みたいですね。
マクロだとかミクロだとかっていう概念を持ち出して、人に投資を勧めたりっていうのはいただけません。それならまだ貯めといた方がいい。インフレになって一番損なのは庶民より金持ちですからね。破綻のシナリオはみんな困りますがそのリスクを知りながら貯金とかは微妙だと言う話です。海に囲まれてたせいで他国の通貨をやり取りする歴史が浅かったのかもしれませんけど、現代は自国通貨だけで生きていくのはちょっと難しいと思います。円高であるうちに海外にお金を回して、将来のインフレと円安に備えた方が安全かもしれません。
日本で生きていくために英語を覚える時が来るように、円だけでなくドルをもってなければ生きられない国が来るのかもしれません。
それだけ通貨は大きい存在になってるんですね。
通貨で読み解く世界経済―ドル、ユーロ、人民元、そして円 (中公新書)
posted with amazlet at 10.08.06
小林 正宏 中林 伸一
中央公論新社
売り上げランキング: 5794
中央公論新社
売り上げランキング: 5794