迷と悟

悟りの窓

源光庵が有名だけどこれは雲龍院の。何で源光庵の方がメジャーかは知らないけど、どうせテレビで多くやった方だからだろう。

どっちがどうという事も無いけど、お茶の世界みたいな事だろうか。裏なのにメジャーな千家のように。

うちは母親が表で習ったのでそっちしか知らないけど、メジャーってなんなんだろうね。ただ一般化するという意味でのメジャーは何となく格が下に思えてならない。まあ格何て語る身分でもありまへんが。

そういえば話変わるけれど

「俺は皿から口に食べ物を運ぶスピードが遅い人が嫌い」

何でそんな事を思ったかと言えば、グルメリポートにおいて、なんかコメントが入ってこないとか美味しそうに見えない奴に共通点があるはずだと注視していたから。通常、食べるのが遅くても皿から口に運ぶ速度が極端に遅いのはフィジカルのスペックが低い人間かフーフーしてる時くらいだ。美味しいというコメントを言うために美味しそうに食べているつもりだろうが、あの速度は遅めるほど美味しさを損なっている気がしてならない。

うろ覚えではあるけれど中尾彬さんも一度何かの番組で「もっと早く口に入れなさい」と言ってたような気がしなくもない。ちなみにグルメレポートで信用できるのは中尾彬さんくらいだと俺は思っている。

さて、それはそうと、新しい日本刀が欲しい。今のは数年前から目釘に関して具合が悪かってついに数ヶ月前から放置してある。目釘だけ買えばいいのだけどなんとなく二本目が欲しい。

一本目を買った当時はamazonなんて便利なもんが無かったから清水寺の近所まで買いに行った。今でも流石に真剣や磨ぎの不完全なものでも恐らくは売っていないけど模造刀の類なら手に入る。斬るつもりは無いものの、レプリカとかもういい。

レプリカと言えばエジプト好きのあの有名なおっちゃんは本物のピラミッドの前にレプリカまで作ったんだってね。しかもエジプト政府に後代の人が間違えるといけないから壊すように言われるっていうエピソードまで持ってるそうで。

ピラミッドへの道　古代エジプト文明の黎明 (講談社選書メチエ)

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大城 道則
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おれは数年前からエジプトに興味を持ってる。この本を読んで日本との共通点がいくつか見えた気がする。日本と言うか、東洋的な部分か。死生観とか墓がでかくなるあたりとか。もっとも、原始的に人という点でやりたくなる事ってのは似通ってくるのかと思えたり。

人として生きている歴史に比べて文明の道を歩いた時間は余りに小さいという事なのかねえ。