今年も #乃木坂文庫 #純平、考え直せ
これはぼくの推し、桜井玲香さん表紙の作品です。
もう6年前の作品なので映画化もされてたみたいですけど、全然知りませんでした。全く普段は読まないもんで、小説。
内容は、シンプルにいえば若いヤクザの生活模様です。凝ったひねりもなく、非常に読みやすい話でした。多分ですけど、自分の中で読みやすい読みにくい本ってのがあって、根本的に面白い面白くないは関係ないというか、最後まで滞りなく読めることが大事なわけです。
ただ、考えなしに読めるというのは時間潰しにはいいものの、何か得たいみたいな期待持ってしまうと微妙ですよね。なんか、十代二十代あたりだと適当な本でも何かしら引っかかるところがあったんですが、30過ぎたら意図して選んでも引っかからないケース非常に増えてきまして、これどうしたもんかと。
なまじフィクションというとネタもある程度経験してきたとなり、ストレートなテイストじゃ足りない。したがって古典と行きたいとこなんですけど、逆に訳も分からず20前半で古典に触れたせいか、どうにも読むテンションになりません。厄介ですね
なもんで、こういう乃木坂ちゃんきっかけで過去触れなかった文学に手を出すのも一興ということです。