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ワクワクしないというか、しなくていい

近未来、まあ未来でいいんですけど、なんかそんなのが感じられる景色。みたいなのを12才でパソコン手に入れてから見て来た気がするんですね。そこから20年経って、実際に生きて、その頃の期待からするとギャップがあるわけです。

パソコンでネットで手に入れた情報のスープに浸かって、そこから組み上げたイメージって日増しに過去になるじゃないですか。そんなことかつてはあまり考えてなかったし、変わらないもののストックなだけに、思考的にはその辺を処理済みとして次書き換えないとダメだったんですよ。

ただ、意図せず経験によって良くも悪くも変わる機会があって、ぼくはずっと京都ってるろ剣の影響から美化してた面がかなりありました。いいとこなんですが、結局明治の京都と平成の京都ですからね。別物なわけです。大学生以降はそこそこの頻度で出向くようになって、決して隅々とは言わないまでもあちこち行った上で思いました。京都だけど京都じゃない。

小さい頃に描いてた理想はそうやって年とともに崩れていきます。思ってることと実際の世界が一致してくる、そういう段階です。都合が悪いことも見えてくる。そこに失望してもおかしくはないでしょうね。大人はそこから自分の手で理想を作ってくんでしょうけど、大概はありもののアレンジに収束します。繰り返さないが、韻を踏む。そんなとこです

ワクワクしていたいと、それは現実を築くというよりまた別の理想を築いてるだけなのではないか。毎度負のギャップを受け取れるほどエネルギーないです、ぼくには。だから期待しない。でも悪いイメージを持つとそれはそれで波が良くなくなるので面倒臭い。
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