自分の腕に満足したことないってみんな言うけれど

あんまりにも職人気質が揃って言うもんで、どうにも飽きた感じがあります。向上心といいたいのか、もっともっとという欲がモチベーションなのか。知りませんけどね。

そもそも、どうでもいいし

次のテーマが見つからないような時勢ならいいと思うんですよ。一個完成されたものがあれば一人生もつ的な。ただ最近そうはいかないわけでしょ。アイドルでも一時代築いたらその知名度生かしてプロデュース業なりなんなり始めるじゃないですか。

自分はこれでいくんだみたいなの、軒並み安く買い叩かれてる中で悠長に構えられないですね、ぼくは。いや、悠長じゃなくてリソースの集中だってのも理解はしています。何も完成されないまま次いってもまた繰り返し完成しない説、あるあるですからね。

ただ、情報速度とイノベーションの回転からして、何が流行り何が廃りのボラが命に関わる時あるんですよ。特に弱小スタートは。

ある程度成功の見えたような立場での物言いと、坂を上ってく時の気持ちの置き方や振る舞いって真逆なわけですが、いざ成ってしまえば承認欲求から美談にしたくて本当の泥臭い部分とか省きがちなんですね。困ったことに。

成功例がなんの参考にもならないの同様、満足いかないと前置きしてしまうのも一種の逃げでしかないし、後続はそこから何を得るんだって感じ。トルストイ的に言えば成功の様は一様なのに対し失敗は多様なわけです。反省くらいじゃ失敗には遠い、そんなとこです