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無知の無知

むかし、米国国防総省のようなタイトルのクイズ番組がありました。そこではおバカをいつしか競うようになっておりブームにもなりました。これが芸能界というアホ礼賛産業の代表であったことはとりあえずおいておくとして

現実の世界でも、テレビの前で馬鹿にしてた人は多いように感じますが、ではそのバカにしてる本人はどうかと言えば、たいして差がないわけです。

その番組中ではアホの回答者が、一個前のアホ回答を繰り返すことで一種お笑いの天丼のような効果を持った笑いが発生していました。これを身近なところでスケールすると、適当な情報番組を見聞きした人が、それを誰かにそのまま検証もせずに喋るという点が挙げられます。

一次情報という言葉も知らず、常に二次以上の情報を喜々として得る。またそれを誰かにドヤ顔で言う。これを馬鹿と呼ばずしてなんと呼びませう。

牛の糞にも段々があるんで、というのはダウンタウンの浜田さんが好きな某ヤクザ映画のセリフでありまして、つまりアホのレベルもそれに近しい何かがあるというわけです。アホのヒエラルキー、カースト、三界、なんでもいいです。

自覚がなければアホに苦しむこともなく、しかし、気付いたときから地獄は始まり、自分のアホさ加減に潰されてしまうのです。アホの連鎖はどこかで止めなくてはなりません。望まれぬアホの誕生に祝福を
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