もっと早く出会っていたら

そう思ったことは何度もあります。ただ、もしかすると出会うだけ良かったということで、つまりは出会う中では一番早く出会えてるということなのかもしれません。

某アイドルが、最後のラジオでファンに向けて

（前略）人は必要な時に必要な人と会うと思っています（中略）足りないってことも、多すぎるっていうこともないと思う。ちょうどよかったんだと思います

なんて言ってまして、７つも下の女子に関心しましたよ。

とはいえ、出会えばいいってもんでもなくて、上手くギアが噛めば色々動き出すものもある、くらいのものです。ギアだって不適切なものばかり噛んでいると、いざという時には歯が死んでるケースもあるでしょう。つかむ能力が備わってる限りは早く出会うに越したことはないわけです。

よく、もうこの歳だからチャレンジは出来ないという話。あれも半分は正しいです。経年劣化に身を任せれば年月以上にヘタるのは自然で、下る傾きは本人のさじ加減に任されてますからね。限りなく下支えできる人も一定数います。

だからこそ、ちょうどいいというのも勝者のバイアスといってよく、この手のフレーズが意味するところは後追いの人間にとって、励まし以上のなにものでもありません。

残っている言葉は生き残るために投下されるガソリンではなく、もうすでに燃えているもののための酸素に近いんでしょうね。

ぼくは過去に後悔こそしていませんが、未だに回してるギアが随分下だという自覚があるので、酸素だけでは足りないし、ガソリン飲んでも追いつきません。スーチャー回してターボを積んでもギリギリですかね。

これが器とかいうやつで、遅いなくらいに出会う人はその程度の器なのかもしれません。まあもうどっちでもいいんですけど