ほとんどの悩みは過去の哲学者がやってる

カピバラは意外でしたね。草原の支配者と呼ばれてるなんて、ただの大きいねずみと思ってたら。じゃあ一体どんな方法で支配者になったのか。とまあ、そんなことが書いてある本です。BSとかで動物モノ見てる人はちょっと物足りない内容かもしれませんけど、絵がいい感じなのでさらっと楽しめるやうな気はします。

大学時分に菜根譚は読みましたが、その時ですら研究室の先生には
「じじいくさい」
と言われた記憶があります。それなのに小さい子が読んで何を思うんでしょうね。確かにフレーズ自体は耳に優しく直されてます。メンタルの置き方としてはしっかりした子になるのは見えます。ただ子供らしさは失われるかも。

で

二つとも共通して言えるのは、そこそこ世間や社会で疑問を持った時に刺さる、という点です。純粋な子供が変に理屈を唱えられても、まだそのフェーズにないわけで、何の刺激もありません。ゆがんでない体に整体は効果ないという話です。

しかし、整体が必要なほど曲がった人間がいざこんな本読むのかというと読みません。そういう意味で、手に触れる機会が前もってあればそれに越したことはないとも思う次第です。人なんてバージョン変わっても残してる部分多いですからね