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脳を流れるオイル

久々に数式を読もうとすると、七八年前なら普通に読めてたであろうレベルでも若干億劫に感じることがあります。もっと言えば、その式が表す意味がすぐにイメージできなかったりします。そもそもそんなに数学的な才能はないにしても、昔やってたんだからわかるという思い込みとのギャップに愕然とするわけです。

よく、道を渡ろうとするジジイに、お前なぜそのタイミングで道に出た?と思う時がありますが、これは心身の差だけで、フレームとしては同じことなのかもしれません。

昔ピアノやってたときもそうでしたが、それこそ四六時中動かすくらいでないと、たまにやろうものなら鍵盤は重いし弾けたもんじゃありませんでした。最近だとストレッチがそうですね。確かに、普段やらない人と比較すれば基本のほぐれ具合はありますが、間を空けるほどにほぐれにくくなる実感があります。

この減退具合は目で見て実感することができない分かなり疎かにしてしまいがちで、なおかつ気分はいつまでもピーク時の記憶にアンカーされているのが厄介です。

誰でもやり続けないといけない事はわかっていますが、うまくいかないから困るわけです。逆に言えばやらない習慣だけを続けているとも言えます。さらに言えばやらないといけないことが細切れに多く、リソースが枯渇しているケースが多いはず。その唯一のソリューションは、続けてやりたいことの延長にやるべき細切れを並べることです。

参考になるかはわかりませんけど、Gacktさんが前にシャワーをのけぞる形で浴びれば腰が同時に鍛えられると話されていました。要するにそういうことです。ぼくの例で言えば、英語に頭がなれるだろうと、パソコンの言語をenglishに変えています(効果は疑問)。

体に流れるオイルをいかに止めないかというのが目下ハイパフォーマンスの要ではないかと思う次第です。
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