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イベントと文化の狭間に #halloween

ハロウィンを控え、その規模と熱の高まりが伝えられる昨今、フェスティバルからイベントへのシフトが起こっているように思います。

誰がどう定義するかというだけの話ですが、意図した資金流入があれば大概はイベントとなります。バレンタインの経済効果を抜いたという比較からも、単なる催事とは違うことが見て取れます。

大概イベントを斜に見ているぼくのような人間は、本来ケルト文化〜などと講釈を垂れて、君らパリピとは違うのだよ感で否定してします。実際本当に興味ないケースもあって、真面目に文化背景を伴ったお祭りなら参加したいとさえ思います。

しかし、世間とは常に面白い歌舞いた方へ振れるものです。オリジンがどうとかに価値はないとされるのが有史以来慣例となっています。

奈良がいい例ですよね。本当か嘘か、酒や相撲や能にしてもうちに起源があるとし、どこそれと自慢げな顔をしますが、発祥としての利権を全くと言っていいほど握れていません(要は稼げていない)。

日本で流行のハロウィンも一旦アメリカを挟んで入ってきたイベントだそうで、いろいろ納得しますよね。

ただ、文化が国をまたいだことにより昇華される例はザラで、かつて地図はヨーロッパで生まれ、中東をまたぐことによって今のような仕上がりになっているわけです。

確かに、消えてしまっては起源も何も無くなりますからね。まずは形構わず残すことが大事なのかもしれません。
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