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週休三日という真綿

完全週休二日も怪しい昨今、三日で成り立つほど日本の企業の多くは効率的じゃないでせうね。まあ俺ごときが何を知ってんだという話ですが。

投資に関わる人は一年が52週というのはすぐ出てくるんですけど、一般的な人は週じゃなくて月ベースで考えてると思うんです。イメージとして月8,9でかける12みたいな。

月8で96、月9で108。完全週休二日であれば114日になります。

ぼくは小学校までは完全週休二日じゃなかったので多少の仕方なさは感じなくもないですけど、土曜を平日の延長で考えるのは基本的に無理です。午前中で終わるボーナスステージの感覚がある以上は学校だろうと会社だろうとさしたる差は感じません。

そもそも新卒よろしく、上から降ってきただけの習慣に何をそんな今更です

確かに週休三日も休めば、年間で156日も休日があるわけです。これは一見多いようですが、その多さに見合うだけの効用があるかは疑わしく思います。

ぼくは常々思っていますけど、定期的な小休止ではなくまとまった空白が必要なのです。

現代の九割の人は義務教育から始まり、大学の夏休みを最後に一月以上の休みを経験しないまま老後という死ぬまでの空白に差し掛かります。空白で言えばよく海外の方ではブランクと言わずブレークというみたいな話があります。まあ単純な比較に意味はないですが、それだけ休むということに違いがあるわけです。

日本のオペレーションは基本的に枝葉に向かってものを考えないようにすることが肝要となります。これが一度長期休暇なんぞ挟んで、末端がものを考えることを覚えてしまうと使う側として非常に厄介なんです。だから評価のベースも何もしない人が上にくるんですね。

したがって、ただ休みがトータルで増えるという側面だけ見てもその本意は別のところにあると考えた方がいいかもしれませんね
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