Header Ads

都鄙問答ってなんてよむ?

石田梅岩『都鄙問答』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ14)

とひもんどう、と読みます。

形式的には論語と同じような、弟子が問い先生が答えるみたいなやりとりがメインです。実際論語の引用も多かったりして、おっちゃんの書くビジ本では論語が共通言語になってる節があるやうな。

そのくらい読み継がれてるともいえますが、原理原則とも言える教養は何故か身につけている人が多くいません。それは一方に即戦力的な面を求められることが背景にあるからでしょうか。

実際、目先短期的に原理原則を振り回しても、会社の利益になるケースは多くありません。職域によっては使いどころすらあまりないかもしれません。

ただ、最近「海賊と呼ばれた男」という本を読んでて思いましたが、

海賊とよばれた男(1) (イブニングコミックス)

大事を成すとは、そのような前提を持ってしか成せないのかという気もしています。かのロックフェラーさんでしたかね、自分が一番社会に貢献できるもので事業をやれと言ったのは。ああ、ちなみに海賊〜のモデルは出光の人ですよ

で、そもそも梅岩読もうと思ったきっかけは商人の道とは、ということについて書かれているということで興味を持ったからです。それがまあまた前後に読んだ本といろいろつながるところが見えて楽しかったんですけど、反対に、いつまでも冴えない自分の人生は何なんだとがっかりもしたんですねー、一瞬。

いうてもう、自分にはこれほどの期待も何もなかったりはしてますが
Powered by Blogger.