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会いたいならメリットを示せ

こんな時代ですからね、わざわざ会うというのは嫌でもコストを意識するものです。それがたとえ友達でも、いや、友達だからこそ何の気なしに会えるとは思わないほうがいいでしょう。

それこそ、もっともらしい理由で会おうとするのは当人の希望に過ぎません。一回は可能でも二回目はないです。会うくらい会っても別に損はないと思うかもしれませんが、世の中にはしたことによって損するケースが多くあります。

何かをしなくてはならない、何かした方がいい、あなたのため、そんなの誰も頼んでないわけです。やるなら勝手にしてください。

往々にして、会いたい側というのは自分に何かしてほしいことがあるから会おうとします。逆に言えば会わされる側はそれを察すると、等価またはそれ以上の価値を享受できなければ会う理由にはなりません。

これは立場が近くなるほどおろそかになりますが、ぼくはなあなあにしてまで維持したいほどの関係は作りませんので、どれだけ親しかろうとめんどくさい時はめんどくさいから会わないというスタンスを取っています。

昔はどっちかというと(会って)くれくれのスタンスで、会わされる側のことなんてあまり考えませんでしたが、反対のスタンスも年々経験しまして、いろいろ思うようになったわけです。

それに、気持ちの波長が合わないまま会ったところで生産的な結果が出せるとも思いません。人にはそれぞれの波長がありますからね。一方はそれを推して測るべきで、無意味にあきらめない心を出してきても通じる相手と通じない相手がいるでせう。まあこれはそれまでの経験が反映されるのでなんともできませんけど。

全体通して他人の時間使うということにもう少し丁寧になった方がいいですね、暇とか忙しいの問題じゃなく。親しさはそのハードルを下げるのでしょうが、決してなくすことはできませんし、たとえ苦労してハードルを超えてもそんな先には何もありません。
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