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ブランドの効果と人のレベル

昔はルイヴィトンのカバンでホテルの対応が変わったとか本で読みましたが、最近はどうなんでしょうね。ぼくの感覚だともはや高級ブランドという意識すらない位なんですが、界隈では何かしらシグナリングできてるんでせうか

この間も、カフェで隣りに座ってたカポーのメンズ(推定三十後半)がスピマスつけていたんですけど、ぼくは同じモデルを高校の時にしてたので印象としては今更感しかなかったです。

どのタイミングで持っているか、というのは目立つブランドほど重要で、この場合どっちも適当ではないような気がします。

振り返れば16,7の男の腕にオメガはなんだし、逆に40手前の腕にはちょっとちゃちい。もちろんグレードの幅があるので一概には言えませんけど。ただ、持つにふさわしい言語を備えてる人の間では不相応さというのはおそらくあって、付ける人の格を左右するはずです。

ある程度優秀でそこそこ仕事を納めている人がつけるロレは何の違和感もないんでしょうけど、それはそれで相応すぎてつまんなく映ってしまいます。

例えば映画で、ボンドがシーマスつけてても、ああどうせ壊すんだろうなーとかいうところで折り合いがつくわけです。次元のゼニスも近いものがあります。

一方で、偉大なアーティストがおかしなマネクリ使ってるとそれはそれでおしゃれに見えるのです。要はその人のポジションとセンスのマッチングが全てなわけですが、これが上手くできてる人はとても少ない。

何する人でも表に出る人ならまずはそのセンスが重要。中身と見た目が良好でも今ひとつブレイクしないケースにおいては一番考えといけない要素です。

ENGINE 2016年 11 月号 [雑誌]
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