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生まれる前から今日まで #こち亀

ぼくにとってこち亀は辞書であり経典でもありました。
ちゃんと読み始めたのは古い友だちのHくんの家でした。中1でしたかね。12歳の当時はネットを手に入れてこち亀を読み出して、大量のインプットを習慣づけた時期です。

以来ずっと知識はこち亀に沿って、またこち亀の延長にあったように思います。

カルティエの二つ折り財布を買ったのは中川の影響でした。一時期は中川のような暮らしを夢見ていました。自分が稼ぐ額の目標はこのへんで設定されました。

なかなかイタいやつなのは間違いないでしょう

しかしずっとそんな漫画みたいなことがモチベーションになっていたことも事実です。入りは100巻前後からだったので25になったとき思い立って大人買いしました。既刊は時代を感じるどころか、まるで昨日今日のことを描いている気がして驚きました。

これが失われた20年ですよ(違)

そんなこち亀が200でラストというので、軽い喪失感がありますね。

ぼくのミーハーさというか、ずっといろんな漫画の影響で自分というものが出来上がっていたわけです。それが年を追って減っていく中、大きな軸を失った気持ちです。

大層にいうてますけどね

やっぱどっかで支えって外れるもんですし。いつまでもこち亀頼みじゃいけないのです。

それが自分が30歳の時に訪れるっていうのも何かの示唆でしょうか。そんなことはないですかそうですか。

My culture is Kochikame
こちら葛飾区亀有公園前派出所 200 特装版 40周年記念 (ジャンプコミックス)
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