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A面を評価する心理

A面から聴き始めてもB面の方が好き、みたいなパターンが結構あります。一般的にB面は、よりアーティスト性の強い曲になってるといいます。だからといって別にぼく自身がアーティスト性に敏感だとか、そんな話をしたいわけではありません。

それに、昔ほど曲自体が商業ベースに乗りづらくなってきたのもあって、果たしてそこまでA/B差があるのというのもにわかには信じがたいわけです。

では、何が言いたいのかというと、B面まで聴いてる層がそもそもどういう層なのかということです。

そこまで音楽をフォローしていなくてもA面の曲を聴くタイミングってままありますよね。でもBなんてぼんやり音楽流してる中ではあまり聴くことがありません。したがって、聴く姿勢がアクティブかどうかのボーダーになるんですよね。



会話って、だいたい同じくらいの知識量が一番ストレスなくできると思うんです。単に聞くだけならちょっと相手が詳しい方がいいし、話すだけならちょっと相手が知らないほうがいい。

世間的には知識にも四象限あって深い-浅い、狭い-広いの軸をうろちょろしています。

コミュニケーションや教養というものがその象限をクロスするためには必要なわけですが、ファンダメ的には深い方から浅い方、広い方から狭い方にしかクロスしません。しかし、昨今は情報のアクセスというオーバードープによりテクニカルで即席のクロスを可能としています。

その行き過ぎた例が炎上などと言われるものです。

いかに膨大な量のデータにアクセスしようと、それを扱うアートを持たない人はB面へのアクセスを一向に持てないこととなります。ただ、これを助長する特性として、A面を好む人はよりAを押す一方で、B面を好む人はあんまりBを押したりしないことが挙げられます。

歴史的に、こういった現象の解消は階級をしくか、竜馬的なやつが話をまとめるかでやってきましたが、これからはAIが適当な処理をしてくれるんでしょうかね。
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