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みんなやってるで損をする

ぼくがみんな系フレーズを最後に使ったのは中一の時にMDコンポを買ってもらった時だったかと思います。みんな持ってるから買ってくれ。いやあ懐かしい。実に頭の悪い子でした。まあ今も頭は悪いままですけど

これが、高校くらいから中二病をこじらせたせいでみんなと違うことに気持ち良さを感じ出したわけです。みんな持ってるものはいらない、みんなが言ってることには同意しない。非常にめんどくさい人間になりました。

ところが、株や為替に手を出し始めて、みんなと同じみんなと逆といった単純な対称性で判断できないことに出会いました。ある時はみんなに乗らないといけないし、ある時は反対に動いたほうがよかったりと、どっちがいいと決めかねる場面が増えたのです。

厳密に言えばみんなが言ってる時は乗っちゃダメで、みんなが言うだろう時に乗らないといけないみたいな感じですが、絶対なんてことはまあないです。

このみんなというのも実に曖昧で、その質によっても乗る乗らないは大きく違います。

結局何なんだって話なんですけどね。根本には自分のせいにできるほどのキャパがないのかもしれません。ある種の覚悟というか、自信というか。そういうものの担保にみんなとか便利なんでしょうね。

ただ、その積み重ねって言葉の遊びになるかもしれませんが、積み重ならないどころか損ばかり招いてしまいます。速度違反とかわかりやすいです。みんなやってるって言った時にはもう遅いですよね。みんなのせいにしようとしても責任が自分に来る、じゃあ世話がないわけで。

とはいえ、みんながやってることができないってのは多少微妙な気持ちにはなるんですよね。やらないって言った手前できねえだけじゃんでは格好がつきませんから
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