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選択肢がなくても選ばないといけない

かつてスティーブジョブズは「これだ」と言えるデザインに出会えなかったもんで、うちに家具は置かなかったなんて話があります。

昨今の日本は国政においても地方自治においても、これとは逆の現象になっています。消去法的選択でも票が集まるといったような。そして、これは政治のみならず経済においても同様です。他に選択肢がないから一極集中する。まあどこかの家具屋さんとかね。

ぼくはどっちかというとジョブズ的に、ないものは選ばないというのでここまで生きてきましたが、凡人にはそもそも選択肢なんてないわけです。大概は選びたくないものを選ばざるをえないし、それで満足しないといけません。

置かれた場所で咲くことが幸せだみたいなこともよく言われ、実際足元の諸々に気づけることが大事なのもわかりますがね。その土壌では育たない種と気付く頃には色々手遅れでもあるんですよね

これだけは運不運もあるんでしょうがないですけど、一歩遅れれば倍の時間、二歩遅れれば半分の達成率と、追いつかない状況が続きます。五歩遅れるとまず元の場所に戻れませんし、この辺で諦める人も多いんでしょうね。ああ、もうだめだなと。

この繰り返し、積み重ねがトレンドを持った波のようであるというのが最近の仮説です。

運がよくないというのはつまり周波の乱れとも言えます。運が良いとされる波長と波形が重なるような選択をしなければ、いつまでたっても状況が好転しないわけです。光が波と粒子の性質を持つように、一方の解釈が間違いではなくとも全てではないという前提で考えないといけないですね
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