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組織にもフェーズがあるように、人にもフェーズがあるわけで

大手病で消耗してるの?

これな

細かいことを抜きにすれば概ねフレームはその通りだと思います。昔、ホリエモンさんが社員は稼いでくれれば何でもいいと言ってたり、自分のコピーとして仕事してほしいみたいなニュアンスのことを言っていました。うろ覚えなんでかなり不正確ですけどね。前後も端折ってますし



大きい企業だと細分化細分化で人の存在は車でいえばガソリンの如しなんですが、中小ベンチャーくらいだとまだギアくらいには形があるわけです。なので、人一人に関しても求めるものが違ってくるわけです。

わかりやすくワンピースでいえば、ベンチャーの麦わらと大手ビッグマムです。

ルフィの周りにはお互い補完しあうようにアビリティを持つ仲間がいます。揉めることもありますが、同じ目標に向かって仲良く旅をしています。一方、大手海賊団は上澄みを除き、その他は結構な扱いであることが多いように見受けられます。まあ海賊によりますが。それでいて、ワンピースを読んだ人がじゃあその状況を知りながら中小を選びがちかというと多分そうでもないでしょうね。

同じものを見ていてもどう感じるかは人それぞれで、会社にスケールするときだけ普段の自分の延長で考えないから齟齬が生じるわけです。ただ、元も子もないことを言えばどの組織を選ぶかは雇われ方の差でしかないので、個人としての問題は別になります。会社を前提に自分がどうしたいってのはリスクの取り方が非対称すぎて危ないです。

最近の円高でのポジションの取り方はそういう意味で非常に参考になります。

イギリスをきっかけに急激に円高になったわけですが(それまでも徐々には円高でしたが)、一旦はむしろ円安に振れていました。コンセンサスは残留というので安心してポンドを買っていました。しかしいざ投票が始まるとどんどん離脱に振れました。これはいけないとみんなポンドを売ります。こういう状況も非対称のリスクと言えます。

円安に振れた時点で結果いかんによらず残留は織り込んでいます。つまり実際残留になったところでもう一段の円安になるとは考えにくいわけです。他の影響は軽微であるほどに。したがって、ポンドはショートしても微損こそすれ大きく利益が出る可能性が高いと言えます。

長々言ってますが、どういうポジションを取れば自分にかかるリスクを小さくできるかだけが重要なのであって、コントロール不可なところにリスクとっちゃダメですという話。ちなみにぼくはポンドショートが早すぎて落ちる前にポジションがなくなりましたがね。とても人に偉そうなことは言えません。ブログに書くことは大概自戒なのです
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