マッキンゼーとかマッキンリーとかマッケンローとか
赤羽 雄二
宝島社
売り上げランキング: 2,507
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ただ、これを読む層がどこなのかを思うと、何かを変えるほどの一冊とは呼べないような気がしなくもない。結論から言えばコンサルマンセー話とも言えるわけで、真面目に社内でリーダーシップとろうとか思う人は逆に手に取らないかも
例えば、象限に分けた人間の分類ごとに対応するというのが本書の大筋ですが、ここまではテクニカルな話ですよね。その先がファンダメの話で、むしろそこがリーダーたる資質なんじゃないのかと。
実際、人によって差をつけれないコミュ障も多いですが、やり方だけ覚えてきて途中で煮詰まる人も多いです。方程式は解けるけど文章問題になるとワカリマセンみたいな。ちなみに、ぼく完全にそうでした。
不器用だけど根がちゃんとしてる人はブレイクスルーしやすい内容ではありますが、上っ面で生きてきた人は大して役に立ちません。特にわかりやすい体育会系みたいな均質なコミュニティで若い時を過ごした人には蚊ほどの効果も期待できないと思います。
まあ確かに「論」と言うことを銘打っているので例外も認めるのは自明です。
表紙これ女性というのも時代を反映してるんでしょうか。そうだとしたら次は「ロボットを上司に持つ心構え」とかが出版される時代も来るんでせうね。うわー楽しそう。