Header Ads

経験にレバレッジをかける物欲について

差分ですよね要は。

入り口は何でもいいんです。毎度言ってるんですがレンタルでもシェアでもなんでも、とにかく手をつけてみるということはいいことなのです。しかし、ぼくはそれを経験とカウントしません。経験は身銭を切って導入時に感じたものとを比較した差によって得られる、と考えています。

物欲はその支点にすぎません。力点には自分がいます。

一眼を買ったのも先にある写りの差を知りたいという欲。アンプもハイレゾのなんたるかを知りたい欲。物の所有自体に欲があるわけではありません。

フォーカスする位置がずれれば、同じものが写っていても価値の共有とはいかないのです。ほんの数時間前、ツイッターのTLに東洋の思考と西洋の思考の差なんて記事が流れてきました。これも同じことです。

もちろん前提や蓄積でどうとでも変わるものですが、同じ土地で同じ教育を受けててもものの見方は同じになりません。どこかにズレがあり、そのズレによって例えば脳領域のつながり方に違いが出て、無数の枝葉に分かれていきます。

ミクロではそうなり、マクロにスケールするとカバーする領域も増え、概ねカテゴリに分類できる程度には目に見えてきます。いわゆる血液型であったり統計的な占いで語られるやつですね。こういったこともある種統計というレバをかけた成果と言えます。

不思議なもんで増幅しないと作用しないんですよね、いろいろ。

まだ、好きなものや欲しいもの、やりたいことが小さいうちにわからないというのは、仕方ないんです。だって小さいんですもの。
Powered by Blogger.