キャリアとは無縁のぼくがキャリアの本を読んで #モルガン・スタンレー 最強のキャリア戦略
カーラ・ハリス
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とはいえ、世の多くの人はどこで斯様な意識に目覚めるんでしょうか。斯様、というのは例えば会社と自分のあり方もそうですし、コミュニケーションや仕組みに至るまで、いわば共通の教養みたいなものがあるわけです。
ぼくが生きてきた道では誰もその教養について言ってくれることはありませんでした。大人の人も同じくらいの歳の人も。わりとそのくらいは言わなくてもわかるでしょと言わんばかりです。確かに、一方で自分からそういった情報を共有しようとしなかった節があるので己のコミュニケーション不足とも言えます。
さて、あーだこーだ言っとりますが、本書の読みどころ。構成としては
第1部 キャリアを始める
第2部 ステップアップするために
第3部 キャリアを変えるとき
となっています。
ぼく的にそれぞれの部門にフレーズを振るなら
コンテンツ
コミュニケーション
チェンジ
となります。あえてCが三つ並ぶようにしてみました。
冒頭で前半しか参考にならないと言ったのは、まだ2や3の段階にぼくがないからです。正直最近まで時給の仕事とそうじゃない仕事の根本的な前提の差を言語化できていないくらいでした。まさに情報の波に巻き込まれ原理原則を見失っていたわけです。
社会で立派に働いている人はその辺を当然理解した上で仕事と口にしているんですから、そりゃあ責任とかなんとか言いたくもなりますよね。
でもなんでしょう、ぼくのアンテナが弱かったのか去る大人たちが隠すの上手かったのか、今まで一度もその原理原則を感じ取れなかったことが残念で仕方ありません。大概意図は読み取る努力をしてるんですが、あまりに平凡な言葉ゆえにスルーしてしまってたんでしょうか