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名前しか知らない人だけど、思いの外面白かったよ #中村天風

マンガ中村天風(1) 猛き旅人
木村 直巳
講談社
売り上げランキング: 104,067
何の意識もなく、ただ棚にあったから手にとってみました。もう中古だけなんでせうかね?リンク貼った手前なんなんですけど



全体としてはよくある偉人伝です。学校の図書館とかにありそうな感じです。ぼくは小学校の時にちょろっとだけ読んであの系統は苦手だったんですけど、今だとちょうど読めます。もちろん今読んでもピンと来ない人はいると思いますが、タイミングなんて人によります。

ではどんな人が読むとピンとくるんでしょうね。それは今煮詰まってる人とかですかね。

まあ基本むちゃくちゃな男の話です。死をも恐れない暴れん坊というか、界隈では雑な設定とされるようなことを地でいく人。そんな人間が病気になっていざ死を認識するととたんに心が弱くなり、あの猛々しかった頃を思い出したいとか言うようになるわけです。

いろんな哲学者やら科学者に答えを見出そうとしては落胆し、アメリカイギリスインドとうろうろしてるうちにカリアッパとかいう人にあって悟り開いて元気出ました的な(だいぶ端折ってます)。

まあちょっとオカルト的というか一般的な胡散臭さは否めないんですが、多くの人は自分の世界の延長でしか新しいことを見なかったりしますからね。全部信用しろとは言いませんし僕もそこまで傾倒はできませんけど、瞑想の話とかは最近徐々に一般化しつつありますし。要は自分がブレークスルーする何かをつかめればなんでもいいと思います。

どうも年だけ食って大人になった気でいると色んな物を見落としますからね。
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