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奈良のいいところはアクセスの悪さに比例する #インバウンド

俺は滅多に奈良のことをよく言いませんけど、それは主に奈良全般(場所や人や経済やインフラ)についてであって、スポット(景色やカルチャー)単位ではいいところもあると思っています。
これはヤフーのビッグデータによるものです。三大都市圏にあってまさかのブルーエリアがあります。まあそこがそのスポットだというほど単純ではありません。しかし、少なからず相関はあると思って差し支えないです。

実際全ての地に足を踏み入れたわけではないので断言はできませんけど、街の中に奈良らしさであったり、古都を感じることは少ないのです。ビジネス奈良とでもいいましょうか。意図して観光地化でもしない限り原風景などというものは時代と共に消える運命にあります。有名なマ◯イ族もああいう格好をしてメディアに登場するのは日本でいう忍者コスプレと変わらないそうですからね。

さて、では具体的に良いスポットとはどこにあるのか。

これもごく個人的な価値観に基づくものでしかありませんが、俺が例えば外国人のツレ(いませんけど)に奈良観光したいって言われたら明日香や高取に連れて行きます。まあ午前中に有名な鹿界隈を散策してランチした後のコースにはしますがね。じゃあなんでそのあたりかと言われれば、俺の思う典型的な日本の田舎の風景だからです。

寺やら史跡をめぐってもいいですが、現代化した景色の中で見る寺社ではなく、元の地理地形が残ってる風景に思いを馳せて欲しいのです。寺だけ残ってても周りとマッチしていないと俺なんかはがっかりしてしまいます。

もちろん道路は整備されているから車でも自転車でも場所場所にあったもので快適に流すのがいい。車の窓から見える盆地特有の変化ない景色。静かな小道、自転車で風を切る気持ちよさ。こういったなんでもない日常こそ新鮮に映る気がします。

特に文化なんてものは日常の延長にあります。非日常を期待するほど他文化圏では日常がそうであることが多いように思えるのです。

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