Header Ads

桜でも紅葉でもない京都 #芸術鑑賞



森田りえ子展

というのを見に行ってきました。昼から出かけたので時間的な余裕がなく、いつもみたいに無駄に街を散歩したりできなかったのは惜しかったです。ただ、京都の市内は大概歩き回ってるので改めてというほどでもないですけどね

さて、森田さん。知らないですし、どんな絵なのかもよくわかってませんでした。ただ割と見所はありました。一番刺さったのは扇の形に絵をトリミングするというやつです。主に花と女性の絵だったんですが、自分的には近年の作品が良かった印象です。2008年以降でせうか。

失礼を承知で言うと、劇的に人の絵が上手いって感じはしないです。しかし、目の付け所というか対象への光の当て方はなかなか見せてくるなあというところです。平たく言えばセンスなんでしょうけど、これからの界隈はそっちの方が大事だと思っています。

禅の方はざっくり言えばおっさんの絵を眺めに行ったような感じです。

まあ人物画に関して言えば、俺はこっちの線のタッチが好きです。こう、ぺたーんと塗らないでぼんやりした風な。やっぱり人間性が出てるんですか。うっすらごまかしたような、どうにも霞んで見づらいっていうんですか。そういうのがいいですよね。

ちなみにモネとかも見たかったんですが、間に合わなかったです。



たまたま今日行った2つのとこには共通の作者の展示がありました。流行りのJCですね。
え?
知らない?
JCですやんJC。

若冲やんかいさ

この人の襖絵というか壁画っていうか、あれいいですよ。一般的にメジャーなのは鳥とかあんなんでしょうけど、モノクロの線がとっても良いです。デザインとも取れるような、一方で確実にアートではあるような。なかなかよくできてますねえ。実物見て感心しましたよ

本格的に美術館とか博物館とか行きだしたのは二十歳なった頃からですけど、もっと早くからその辺の教養はつけときたかったですね。禅に関してはおっさんの絵なんて言ってしまうほどにその価値がわからないし、もうずっと気になってたのはそのおっさん達がみんな椅子に座って靴だか靴下だかを脱いでるところでしたからね。

でも決してディスってるわけではなく、見に行ってよかったなあと思ってますからね。伝わってないと思いますけど。
Powered by Blogger.