Header Ads

地方に人を呼ぶために弄する策

奈良は鹿、大阪はたこ焼き、例えばそう言った観光資源の宣伝は地方創生とは言わない。過去を棚卸して消費してるだけでは時間とともに人の流れはなくなる。一方で、交通インフラを整えることで新たな人の流れを作ることは流出のリスクも考える必要がある。別に流出が悪いとは思わないし、定住なんていうのはただのトレンドに過ぎない。

結論から言えば人を呼びたいんだから小細工せずに金払って来て貰えばいい。

空港が近くにあるところなら空代。新幹線が近くに走ってるなら電車代。駅や空港から離れた場所ならリムジンバスのチャーターでもなんでもして、とにかくいきなり来てもらうべきである。

こんな面白い場所があります。こんな美味しいものがあります。こんな素敵な景色見れます。で?それがどうした。行ってみたいと思いませんかあウフッフ〜、って馬鹿野郎。

来ねえよ。ググって終わりだ。

一周回って観光客を馬鹿にしてるとすら思えるね。こんな時代だからこそ自分で開拓する面白さに訴求しろって感じ。みんなインスタにあげたいんだよ。こんなとこ来ましたって。まだフェイスとかでうちうちに発信するのがメインの人はメジャースポットをなぞることでいっぱいだが、第一陣として地方創生を意識するならアーリーアダプタを引っ張る必要がある。

変わり種のイベントと煮詰まらねえプランに悩むくらいだったら足代をプレゼントするのが一番効率がいい。無差別に難しければSNSフォロワーが多い順にまあ一回来てくれと。別に何もしなくてもいいし、してもいい。いいところがあってもなくても気が向いたら投稿してもええんやでって

それでもうんともすんとも反応がなかった時に初めて地域の観光資源について考える。実際県で何かなんて言っても隅々まで目がいってるわけではないし、竹田城だってほっときゃただの瓦礫だったわけで。売り出しで営業かけてなんていうやり口は新世代には響かない。もっとカジュアルにないと。

観光にしても移住にしても相互的なもんだからね。需給バランスは意識しないといけない。そこに必要なのは教養と理解でしょうよ。一個下のドメインで言えばコミュニケーションとでも表せるがね。まあ無理はするもんじゃないとも思うけど
Powered by Blogger.