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やる気は必殺ゲージみたいなもんで

格ゲーやる人には馴染みのあるゲージ。最近思ってたんですよね。やる気もあれに近いなって。アクションするほど溜まっていって、奥義的なのを放つと空になる。また、放っておいても徐々に減る。

もはや一般化しそうなくらい言われている、やる気を出す方法。行動することに尽きるわけです。ただ、そんなこと言ったってやる気がないから行動できてない面が大きく、奪回の余地というのは限りなく小さいのです。

ゲームにおいてはゲージの溜まる速度はいつもリニアですが、現実ではそうはいきません。一回目に比べて二回目にやる気をマックスまで持っていくにはより強い動機付けが必要だったりします。一回目のような無心になれない裏には欲があるからだと考えます。

より大きいリターンを得るためにはやる気が必要だと思うと、エネルギーのいくらかはやる気を保つために行ってしまうんですね。これでは何のためのやる気かわかりません。いっそない方がいいとすら思えるほどです。

根本的なことを言えば、必殺技を使わなければいけない状況で発揮されるものがやる気であって、極めて平時に、殊更やる気を強調する必要性はありません。

やる気があることこそ善であるというのは結構ですが、それはあくまで一例に過ぎません。格ゲーでも奥義を放つことが勝利の条件ではないように、本質が何かを見失うと何がしたいのかが見えにくくなるような気がします。

やる気なんかなくても十分戦え、なおかつ勝つことも遠くないのです
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