Header Ads

わからないことをとっておく楽しさ

まだビジネス書の類を読んでた頃、SBIの北尾さんの影響で論語を読み始めた。その一節
葉公語孔子曰、吾黨有直躬者、其父攘羊、而子證之、孔子曰、吾黨之直者異於是、父爲子隱、子爲父隱、直在其中矣。
ざっくり言えば、羊を盗んだ親を訴えることは正直ではなく、親は子の罪を子は親の罪を隠すことこそが正直であるみたいな話。

俺はずーっと引っかかってた。自分なりに、優先すべきは親子の関係だと言いてえのかなあとか、そんなことを思いながら。本当のところはどういう意図があったんだろうと。



最近堀江さんが、国と人の関係を話されてる中で、中国やイタリアは国民が国家を信用していないというようなことを言っていた。その時に俺の中ではいろいろ繋がったわけだね。余談だけど、北尾さんと堀江さんは関係が良くない。そんな二人をきっかけに何かが開けるというのは複雑な気分だ

まあ何にしても、知識的な躓きがあるのは前提となる文化や背景の理解が足りないことが原因で、都合良く順序良く形成されるわけではないということだ。だからこそ答えが出てないことは出るまで自分の中に溜めておく必要がある。

ネットの便利さにかまけて何でもQすればAと思っていると、出ない答えにいつまでも悩んでしまうことになる。その場でわからないものはわからないものとして一旦置いとく余裕が大事。

学習の醍醐味はわかることを増やすことであり、わからないことを増やすことでもある。わからないことを減らそうと躍起になると減らないことにストレスがたまる。ただ積んでくだけなら気が楽というものだ
Powered by Blogger.