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何かを解決すればまた別の何かが問題になる

なぜ、君は結婚しないのか

こういう記事ではまず書かれない理由(俺の場合)を書いてみようと思う。

結論はこう。自分の血統だけじゃ優秀な子孫を期待できないから。まあ男サイドの発言とは思えないが、そこはいい。とにかく、自分でも自分の子でも、単に平均的に生きていくだけということに面白みを感じない。子供が好きとか、相手とずっと一緒にいたいみたいな情緒的なものは全然先行しない。

何かそう思う経験があったのかと言われるとそうでもない。それこそ不自由なく普通に育ってきて、これからもそうあれば滞りはないわけだけど、そのラインに違和感を感じていたのは間違いない。いつからというより、物心ついた時からずっと。

「耳をすませば」で、”人と違う生き方はそれなりにしんどい”というセリフがある。裏を返せば、人と同じ生き方は楽なのかとも思えるが、時代は変わり、人と同じ生き方ができなくてしんどいというケースが増えてきた。

何が言いたいかというと、巡り巡る諸問題は時代とともにフェーズを変えるということである。前時代までなら金がどうとか年がどうとかそういったことを気にしていればよかった。例えばね。でも、今はそこを経て保育園だなんだと、根本的なものを横に置き、問題が複雑化して解決すべきものが増えた。

制度を新たに環境を整えることは短期的にはいつもいい。しかし長期的にはいつも悪い。

誰もが好きに結婚し子供を産むというといかにもなのだが、これの違う例を挙げるとサブプライムローンも同じなのである。身の丈に合う、ではなく身の丈に合わせたシステムは限界でいつも誰かにジョーカーを引かせる。マネーショートでもわかりやすく(?)説明していたかな

冒頭の話に戻すと、もちろん親がどうこうしなくても子は勝手に育つもの。ただ、それはどういう環境下でもというわけにはいかない。ハードモードを乗り越えてきた人間は強いが多くの場合乗り越えれないまま終わる。

少なくとも、いい思いをしてきた人生だなと思えば俺は少しなりと血を繋げようと思うだろう。子供もいずれそうなれると信じれるから。しかし、あんまりいいことなかったなあと思ってる限りはそんな血は残したくないと考える。
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