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やってみたらなんでもないこと #火野正平センパイ

某えもんが(ドラじゃないよ)言っていた。できるできないって自転車と同じで、意外とやってみたらみんなできたりする。だからやるかやらないかでしかない、みたいな。

確かにね。物心ついて最初につまづくって、大きなところだと自転車なことが多い。乗れるまでに転んだりなんかしながらコツをつかんでいく。そして走り出してからは安定したもんでどんどん先へ進んでいく。

年取ってくるとそういう単純なことも理屈が先行して腰が重たくなっていけない。年っつっても、早ければ15,6からそうなる奴もいれば二十歳過ぎたあたり、三十過ぎたあたりと様々。とにかく変なところで見切りをつけると、途端にやれることもやれなくなる。

趣味なんかもそうで、それこそできてもできなくても面白いんだけど、できなくてもやっちゃうんだよね。車にしたって壊れるのも含めて楽しいし、釣りならボウズでも、スキーならこけても、基本的に成功を前提にしていないのだ。

仕事だとか遊びだとか言って物事を分けてると、人生というベースラインが利益相反で停滞する。

で、特に無趣味だなんていうのは、その原因が孤独にあったりするんじゃないかと思っている。というのも、寂しがりはその孤独を解消するために仕事や趣味があって、主体が自分ではない。これは定年後ずっと家にいる元リーマンにも言えることで、仕事してる時は家族のためとか理由をこじつけれたものの、それがなくなるともはや何者でもない感じになる。

火野正平 若くなるには、時間がかかる
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そしてこれ。若くなるには時間がかかる。なんて小気味いいフレーズかと思ったら、ピカソの言葉らしいね。さすがだよ。ガーサス。なんてタイミングでこんな言葉に出会ったんだ。

歳をとることが何なのか、意味がわからなくなる。そんな矛盾の中で生きていきたいとすら思う。若いときは若さが何かも分からずに生きているけれど、明らかに年月を経てこないと手に入らない若さも感じる人がいて、これをどう表していいものか。ただ若いものは青さとも形容できるが、大人だけが持ってる若さに青さはない。

裏を返せば歳をとるのに時間は要らない。落ちるのが早いとはなんともマーケットに似ている。どこにも重力は作用しているということだろう(違う)話題の重力波やな(違う)若さって重力に逆らうものだよね(なんの話だ)
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