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図書館に見る、地域の民度

知らない土地、というと表現が適切ではないのだけど、初めて訪れた土地で、ちょっと間を埋めたいなと思った時には図書館に入る。だいたいググれば徒歩15分そこら以内で見つかることが多い。

言ってしまえば地域の経済状況で図書館のレベルは決まるように思う。あまり街の印象が良くない土地の図書館はやはり廃れている。本を置いてるだけ、冊数がない、狭い、椅子が少ない、地域性が感じられないなど、楽しむ要素に欠けてはいけない。

何も国会図書館のような建物やビジュアルを求めているわけではない。入った雰囲気や展示物、座位置など、窓から見える景色も俺は楽しみにしている。本を借りに行くところという意識はなく、amazonでも取り扱わない本を読んだりや空気を感じることを優先する。

幸いうちの近所にある図書館はその辺良かったので、当面のベンチマークになってる節はある。そりゃあ世界の素晴らしい図書館に比べれば見劣りするのは言うまでもないが、

世界の夢の図書館
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街の縮図は図書館に詰まってると言っても言い過ぎではない。いわば街の文化的な延長がそこにあるからね。単に本に触れるだけなら都市の大型ブックストアに出向いた方が効率はいい。そういう面では本屋も一部カルチャーにエッジが立ってるのは間違いない。映画にしたってマイナーなものまでちゃんと流れるし。

だからこそ最新、目新しさというアプローチでは全方位に都心が強いのは当然。そうじゃないエリアの、普通の人のレベルを図るにはやはり図書館に限る。だから田舎はダメとか、そんな安易なことは言わない。要はトップのセンスが問題なのである
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