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フォード、120年弱の日本の歴史

とても残念だと思う一方で、当然な気もするし仕方がないという納得の気持ちもある。日本とアメリカの関係とか言い出すとややこしいのだけれど、もう正規では入ってこないという事実は意外にでかい話だと思っている。

一世紀以上前から日本に輸出され、なぜ今。

その答えを俺が知るわけもないのだが、確かに言えることは一つ。今というピンポイントで見ても答えはないということだ。何かが始まり何かが終わるという中で、これこれこういう理由で急に閉じたり開いたりはしない。

いい大人が、それも賢い大人があるきっかけを元に進退を決めるなんて、俺からすればなかなか考えにくい。積もった何かの最後のピースをトリガーとすることはあっても、トリガーの重みがいきなり決定打に届くわけではない。

フォード車はそれこそ日本ではほとんど乗ってる人を見たことがない。最近はフィエスタを何台か見るくらいで、世界一売れてたf150なんて県に一個も走ってないんじゃないかと思う。

輸入車比率自体10%いかない中で、その半分以上をドイツ車が占めている。残りをフランス、イタリア、イギリス、スウェーデン、アメリカがバランスよくばらけてもそれぞれ1%を切る。この状況は近年に限った話ではない。

いずれ他のメーカーも続き、正規輸入はドイツだけになる日がこないとも限らない。日本の将来に何を期待するわけでも無いが、フォードを選ばない国民性にはセンスのなさを感じざるをえない。

こんな記事があるように、単純な経済サイドのアプローチで言えば競争に負けたと見れるわけだけど、じゃあずっと勝ってきたから日本で営業し続けてたかというとそうじゃないよね。左ハンドルだから?何言ってんの?高級ラインはどのメーカーも左がメインでしょ。というかネイティブ仕様がいいに決まってる。

車は文化だから。売れるとか売れないみたいな些末な物差しで測ることが可笑しい。民度が知れるな。
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