ファンダメンタルに収束する #株の話ではありません
今期ウォッチリスト入りしていたドラマの幾つかにそういう感想を持った。
ファンダメンタル。
投資に関わる人なら一度ならず耳にする言葉である。テクニカルに対して言われることが多いが、つまりは基礎的な部分の話。需給やトレンドではない評価方法。それがどうドラマに絡んできたか。
一つは掟上今日子。ガッキー(今日子)を愛でるだけのドラマだと思ってたんだけど、最後はなかなか良かった。
どっちかといえばハッピーエンド的な物語、好きじゃなかったりするんだけどね、こういうのはいいよ。
もう一つは下町ロケット。典型的な技術礼賛ストーリー、なんだけど。本質的な技術の競争ではなく、政治活動などで正当な評価がされないといった非効率を、ファンダメで駆逐するところが見所。これはある意味で昨今かなり改善されてきてるので、ストーリー自体は枯れて見えなくもない。ただ、それを実感として持ってる人は少ないので、やはりああいったドラマの見せ方はよく効く。
ただ、勘違いしてはいけないのは、全ての技術がファンダメで評価されるべきかどうかは別、ということである。例えば、高度な技術ではない軽自動車が売れる、というのは高度な技術を誇りに思うというファンダメの評価からは対極にあるといったことだ。いずれ、ハイパフォーマンスな車に売り上げがシフトすればそれはファンダメが効いたということになるが、そうはなりそうもない。
この辺りに、技術で勝ってビジネスで負けるという問題の根っこがありそうだと思うが、それはまた別の機会に。
一つは掟上今日子。ガッキー(今日子)を愛でるだけのドラマだと思ってたんだけど、最後はなかなか良かった。
明日のことばかりを口にするあの人より、私はあなたを信じました。(中略)今日の1日を大切にって言ってくれたから記憶が1日しか持たないにもかかわらず、それでも次の日にバックアップしたいことは肌にマジックで書く。それほど信頼を置いた相手(厄介)ができたところに、魔の手(澤野)。罠に嵌められ、そのバックアップもなかったことに。しかし、厄介のファンダメは今日子にずっと効いていた。澤野のファンダメは剥がれ、テクニカルも効かない。そして再び今日子と厄介はつながる。
どっちかといえばハッピーエンド的な物語、好きじゃなかったりするんだけどね、こういうのはいいよ。
もう一つは下町ロケット。典型的な技術礼賛ストーリー、なんだけど。本質的な技術の競争ではなく、政治活動などで正当な評価がされないといった非効率を、ファンダメで駆逐するところが見所。これはある意味で昨今かなり改善されてきてるので、ストーリー自体は枯れて見えなくもない。ただ、それを実感として持ってる人は少ないので、やはりああいったドラマの見せ方はよく効く。
ただ、勘違いしてはいけないのは、全ての技術がファンダメで評価されるべきかどうかは別、ということである。例えば、高度な技術ではない軽自動車が売れる、というのは高度な技術を誇りに思うというファンダメの評価からは対極にあるといったことだ。いずれ、ハイパフォーマンスな車に売り上げがシフトすればそれはファンダメが効いたということになるが、そうはなりそうもない。
この辺りに、技術で勝ってビジネスで負けるという問題の根っこがありそうだと思うが、それはまた別の機会に。