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既視感のない観光とは

香港人と和歌山

PRし続ける、っていうのは見習わないといけないよね。どこもそうなんだけど、したら終わりみたいなのが多い。ちょっとしつけえなくらいやってもそこまで浸透してない。そのくらい宣伝効果は積み重ねが必要なのだ。

いざ円安になりました、と言っても結局知ってるところにしか行けないわけで。その恩恵は知名度順になる。インバウンドと言っても日本の魅力は増してないし「安く行ける旅行先」くらいの訴求では未来がない。

高くても来たい、でないと付加価値的には意味がない。国内に向けても安売りでしか魅力が出せないから、海外の戦略もそれに沿ったことしかできない。これが日本の観光産業である。

各県の持ち弾やきれるカードって歴史的に限界があるから、棚卸す一方では詰む。奈良なんて鹿と寺でよく21世紀に来たと思うよね。産業もないし、これから何で維持するのかほんと気になる。

出かける人も言ってみれば大して変化のない観光で満足してるから、来てもらう方にも新鮮さが提供できないのだ。そういう意味で、秋葉原というのはうまく展開した例だったと言える。大阪日本橋の二番煎じ感はその文化の認知度がローカルに留まってることが原因か。

何せ、行きたいとなったらどこでも低コストで行けてしまう時代。肝心なのはその都度の目新しさを提供できるかにあるように思う。定番はもちろん外せないものとして残すにして、その効き目は一回こっきり。リピーターもしくはレコメンドできる要素と言えばアップデートに尽きる。

出会うたびにそれなりの変化を期待するのは人間でも同じ
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