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好きは細部に宿る #ピラーレス

これはメルセデスのE-class coupe。
何がいいかって、この窓の切取り具合である。多くのクーペはドア部のみ窓が開閉でき、Bピラー以降の窓ははめ殺しになる。こんな感じ↓
しかし、E-classクーペはオープンカーのように解放できる。ツードアなのにリアパワーウィンドウのスイッチが運転席ドアにある。

まだ衝突安全だとか、ボディ剛性がそれほど声高に言われない時分はこのタイプの車も数多くあった。ハードトップと言われるものもその一部。アメリカを筆頭に60年頃のサイドウィンドウは全開きが基本だった(生まれてないから「だった」ってのもおかしいけど)


現行はメルセデスくらいしか知らない。これに見える推測は、空調の充実がある。かつてはエアコンついてないケースもあって夏は窓を開けないといけなかった。Aピラー付近の三角窓もそう。ああいうのいいなって言い出すまで俺は車好きって言っちゃダメだと思うんだよね。

最近はギミックのない電子制御が台頭してるから余計つまんない。まあ一方でただ面倒な時もあるけど。子供とかペットとかもそうでしょ、手間かかるから愛着湧くわけで。

だからさすがメルセデスとも思うのである。車格でいい車って言うんじゃなくて、こういうところにまだ目が向いてるって示せるところが他と違う。ディティールだよディティール。
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