Header Ads

軽自動車のレゾンデートルと選択の意味

左から、世帯あたりの軽自動車保有台数、人数あたりの軽自動車保有台数、乗用車のうち軽の占める割合、のグラフである。世帯あたりの多さは必要度と言っていいだろう。そして、軽 - 人数とのギャップは緊急性、交通インフラのアクセスなどの程度が予想される。軽自動車比率は軽でも持たないといけない場所柄とでも言えようか。

ともかく、奈良住まいの俺は見渡せば軽という景色に辟易している。実際どのくらいなのか、調べてみたところ意外なデータがそろった。二台に一台が軽。あれ、そんなもんなのと。体感では七、八割だと思ってたよ。

で、推測するに、地域差も大いにある。県と一言で言っても、北部と南部では事情が違う。県別で見てもどっちかというと和歌山以南の軽比率が以北に比べて高い。調べなくても田舎の方が一人一人に車がないと不便なのはわかるが、気持ち相関があるのは自然の常というか

東京神奈川だけはどうやっても軽が少ない二強。関西人の感覚だと大阪が2位に来るかと思っていたがやはり首都に近い県というのは大きい。日本における外車の割合は2割あればいい方だと思うが、そのほとんどは都市部に偏り、ドイツ勢でその大半を占める。

あれはtedだったか、画像認証のアルゴで車の年式等を判断しエリアの所得レベルや犯罪係数までわかるというプレゼンが行われてた。このタイミングで見たからかもしれないが、そのくらいは全然できちゃうだろうなと感じた。ベースは俺みたいな車好きのデータが採用されてるのかと思うと、一方でビッグデータは誰かの主観を証明したものと言えるかもしれない。

まあ車好きの軽嫌い割合は決して低いとは言えないので、その分野での共通認識になってる節は大いにある。世間の人はそんな目線持って車を見ないから軽に注目して街を見るなんてことはしないけどね。よく見えてるものが違うというのは、一部の天才に使われる言葉に思える。しかし、ただの好きも度を越えれば世界が違って見えることもあるのだ。
Powered by Blogger.