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単語の印象とその実態 #奴隷のしつけ方

奴隷のしつけ方
奴隷のしつけ方
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わたしが何人もの解放奴隷を銀行業や金貸し、あるいは貿易などの世界に送り込んでいるのはそのためだ。これらは儲かることがわかっていても、社会的地位の高い人間が手を出すのははばかられる事業であり、それらを彼らに任せるのである。
現代はバンカーや商社マンは社会的地位も高いように思うけれど、じゃあ当時はどんな職が地位高かったのかなあと。

最近は就職したい企業ランクみたいなのもあって、文系なら〜理系なら〜みたいなリストが各所に出回る。果たしてあれに何の意味があるかは知らないが、ああいうところに載ってしまえば組織としては詰みで、アップサイドは非常に小さい。凡庸な人にとっては優秀な人の恩恵を受けるいい企業であることに間違いはないが、いい環境に身を置いたところで人が優秀になるわけではない。

ただ言えることは奴隷もそうなのだけど、付くトップの采配によって生かされも殺されもする。適切なアクションでなければ優秀な奴隷には見限られ、弱小な奴隷はダメになってしまう。そういった意味で、マネジメントなどは枯れた技術であるにもかかわらずうまく立ち回れない人が多い。

どことは言わないが、就職したい上位で、ここ20年の成長が著しい企業。面接の前後の印象が180度変わることで評判が広まってきている。もちろん悪い方で。これは奴隷のしつけ方が良くない結果だね。まあ業種的に痛い人間が多いのは避けられないから、その辺の前提がある人にはちょうどいいと思うけど。
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