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ソノーニョ村からミラノまではうち(奈良)から白浜へ行くくらいの距離 #ロミオの青い空


なんで急に見始めたのかわからないのだけど、ここ三日で全話見た。

感動もそこそこに、この作品の舞台であるスイス - イタリアの土地勘を改めてみた。日本で言えばどのくらいのスケールなのだろうと。こんな疑問、放映当時には持たなかったはずだ。

今では調べるのもブラウザ開いてグーグルに尋ねればものの数秒でわかる。なんでだろうという間が持つ時間は本当に減った。どうせわかるという意識構造はなんだか不健康な気がしてならない。まあ、それはおいといて。

結果的に、主人公ロミオの移動は現代の道で140〜150kmだということがわかった。当時は19世紀後半、21世紀に生きる俺はすげえ近いと思ってしまった。そして売られた先での契約期間の半年もさして長くない。

もちろん子供の時の半年は長いわけだが、どうも数字だけを拾うとトーンにギャップがある。劣悪な環境での生活という描写も、ソフトな表現になってるとはいえ労働状況だけなら今日の方(ゲフンゲフン

ただ、そんなこととは別に昨今のアニメに欠けている部分を感じた。時間軸である。もちろん全33話なのでワンクールアニメの倍以上というアドバンテージは考慮すべきである。シーズンものと一年では比べるのもやぶさかなのだが、やはり最近は商業色が強すぎる。

原作コミックを動画にしただけの作品はより強くそうで、アニメが初見であれば多少の意味もなすとはいえ、文字ベースのものをアニメ化する以上のワクワクはない。

多くのアニメが短期ものに移ったのは視聴者をつなぎとめるコストが原因だろうか。長期が減った年代はネットの普及時期とかぶるところがあるものの、直接の原因かは微妙なところだ。

でもなんかすっきりしないよね。一方でワンピースやコナンは時間帯を変えても続きでやってて、連載に追いつかんとばかりだ。かといって、そこに人を流せてるかというとそこまでのことはなくて、全盛期の棚卸に近い。海外でマーケットができたのもその一部だ。これからのアニメはわからない。

うーん、また感想を書くつもりが脱線してわけわからないことを書いてしまった。

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