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検索するために必要な知識レベルとは

昨今では検索すればなんでもわかるから、知識があることに意味はないという。半分くらいは正解でしょうか。

人の検索には差が出ます。何か調べるにもサイトは選ばないといけませんし、本当か嘘かもわからないといけません。本に書いてあることの方がいろんな人の手が入ってるからネットよりも正確だとか、十年近く前にどこかの教授がほざいていました。

実際、何も知らないで調べ始めても、検索に検索を重ねればそれなりに詳しくなりますよね。本だと仕上がったものが出てきますけど、ネットは自分で仕上げるところが違うわけです。なんだってそうです。はじめは不正確なこと教えられたって判断できるわけではありません。

調べるにも、アクセスできる範囲は知識に比例してしまうのです。わかりやすいところで言えば言語ですね。これだけ翻訳する人が増えても、翻訳するテーマは人の嗜好に依存します。多くの人の興味があれば大抵のことは翻訳されますが、自分の訳して欲しいところが都合良く訳されてる確率はそう高くありません。

また、ここ数年、比較サイトの誕生で検索の手間としても随分楽を出来るようになりました。最初から一番安い家電を買えたり、レビューのいい食事処を見つけられたり。ただ、そこに見る情報はアクセス深度が同じ人の選択結果に過ぎません。

検索のアルゴは、上位により検索されたものが浮かんでいます。同じようなフレーズでアクセスすれば同じような結果を返す、当然ですね。まあ複雑にすればいいわけでもないですけど、それが自分にフィットしたものかというと微妙なことは多いです。やはりそこはイベント数に依存しますからね。

おれはドローンのジンバル壊した時に、修理方法を検索しました。しかし、まずドローンがそこまで売れてないのと、墜落させたケースの違い、修理の可否という狭い領域だったこともあり全然ヒットしませんでした。日本語でも英語でも。

要するに検索で足りる事例はある一定の知識までなのです。もっと言えば、検索のヒット比率(欲しい結果の出る出ない)がその人の知識レベルに相関があるとも言えるかもしれません。

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