Header Ads

ニュースの上流にあるもの

一昔前は情報収集に新聞やテレビが普通でした。といっても、おれが中学に入った頃(98年)には既にネットの情報もかなり充実してて、テレビしか見ない人とネットも使う人では情報量にえらい差がありました。これは偏に時間あたりに詰め込める量の差がそうさせていました。本や新聞もそういう意味ではテレビよりかは効率がいいですが、ネットのメリットはそこだけではありません。

そもそも、発信源がどこなのかを考える必要があります。テレビは買ってくれば当たり前のようにアンテナから電波を拾ってタダで見れるわけです。CMのおかげで。スポンサーがいわば受信料を肩代わりしてくれてるようなもんです。NHKはおいといて。そうすると、当然ですけど金払ってる人の都合のいいように情報を流します。番組の内容もそう。世界で起こってる事実とは異なるものが流れたっておかしくないです。

日本では当然日本語の情報しか流れてないことが多いので、あるイベントに対しては一言語でアプローチしています。これが多国間でのことの場合、他がどう思ってるかわからないと面倒なことになります。最悪なとこで言えば戦争ですよね。そして、その戦争を国民に正当だと思わせるのに必要なのが情報による誘導です。

そういった政治だけでなく、スポーツでも経済でも大概行われてるでしょうね。ネットにそれがないかと言われればそうでもないですし、黎明期にネットで力を持った人が誘導側に立つことも十分あり得ます。一時期あったテレビとネットのバチバチはその権力同士が衝突した結果です。

さて、ともするといっそ情報なんてこぞって得る意味が無いんじゃないかと、思えてきます。いいんじゃないですかね、それで。上手にふるいにかけれない以上、下手なことをするより何もしない方がいいです。ノイズに惑わされて心を痛める時代、圏外へ逃げるってのも悪く無いです。最終的には人の所業を見るだけのこと。広く知らなくても本当に必要なことは入ってくるものです。逆に入ってこないようにするほうが難しい時代ですよね

Powered by Blogger.