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タイトルを見る前に自分で想像する #ルーブル美術館展

ルーブル美術館展いってきました。


美術館はいいですね。映画館もそうなんですけど、暗い静かな場所で何かを鑑賞するのはとても精神が落ち着くものです。情報もシャットアウトされ、浸るとはまさにこういうことを言うんでしょうか。

記憶の中では、自主的に美術鑑賞をしたのは高校二年生の頃だったと思います。それから、大学生の暇な時分によく美術館に行くようになりました。全然知識も、前提となる教養もないんですが、行くたびに何かしら覚えて帰ってくるようになりました。

今回良かった絵は、フロマンタン、グルーズ、フラゴナール、ロベール、ヴェルネ、トロワイヨン、シングルトンとコローでした。正味コロー以外誰も知りません。宗教画だったり風俗画だったり、ミックスもありながら16〜17世紀を主に。おれはずっと解説を見るより先に、絵からタイトルを想像するという遊びを行ってました。意外に当たるもんで、タイトルってそんな工夫がねえんだと感じました。

しかし、相変わらず宗教画と言われても、聖書のどんなシーンであるのかといったことはさっぱりでした。ただ、エルサレム入城だけは本で読んだのとかなりの部分で自分のイメージと合致して驚いてました。一人で。

たぶんワインを飲んで、かのような絵画のイメージとか言って伝わるのはこういう感覚なのかという気もしました。一回言ってみたいですね、誰それの絵が浮かぶようだとか。まあ周囲にそんなのが伝わるようなツレもいないんですけど。

昔は絵がわかるのがかっこいいとか思ってた時期もあったので、ようやくちょっと楽しさが見えてきただけ成長したということにしておきませう。

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