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遠くへ行きたい?近い方がいい?

暇な時は遠い場所へ行きたい。そう思うことが増えました。


写真は近所ですけどね。うちから10kmほどのところ。自転車で30分くらいでしたか。

距離感は人によって差が出ます。車で何時間かかれば遠いんだろう。また何キロ行けば遠いんだろう。奈良に住んでると、車を想定すれば関西は概ね近場だと考えます。

以前、鎌倉に日帰りで行ったことがありました。新幹線を使えば、朝出て大仏見ていくつか寺社を回って夜うちに帰ることも余裕でできます。正味、飛行機まで考えれば日本で遠いと思うところはあまりないでしょうね。アクセスがひどくなければ。

そうなってくると、逆に行きづらいところに価値が出るんじゃないかと思ったりもするわけです。一般的に駅近は価値があります。しかし、誰でも行けるところはわざわざ行きたい場所としては魅力が薄いです。甲斐がないというのも贅沢ですけど、近場って何があっても大して関心がないんです。慣れが大きな原因だと思います。それこそ大仏も鹿も二三回みたくらいです。とはいえ、その存在の近さゆえに久しぶりでも感動が薄いんですよね。

もっといえばすごく美味しい店が近くに有るとしても、遠出してまで食べた普通のそばの方が気持ち的に上だったりします。距離ってそれだけ価値を持っています。俺の中では。

自分の知らない領域の幅って実際の移動に比例する気がします。味の振れ幅とか、画像の綺麗さ、音の綺麗さとかそういったものすべて、言わば人の中(うち)の話。短期的には限度があります。

ネットで繋がる限界がきたらインドアから急にアウトドアへシフトしていきます。俺はそうでした。12歳からネットに浸かり、免許取るまでの7年間くらいが一番インでした。今は定住すら避けたいほどに移動欲があります。実際は大して動いてませんが。

もうすぐ夏です。すでに暑いです。涼しいとこへいきたい。

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