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過去の実績と減点方式

おもてなしを受けるために観光に来るのか?

日本人全員がそういう意識を持ってるとは思いませんが、確かに乗っかってるところはあると思います。団塊の世代が「自分たちが日本を作ってきた」とか言ってるのと一緒ですね。ほとんどの人には備わってないであろう技術やなんかを、一部の優秀な人の実績とまとめて語る気持ち悪さ。同世代というだけだろうと

また、そういつまでも過去の話を本当だと信じてる下の世代も大概なんですが。

松下は〜うんぬんかんぬん

このふたつの記事に見えるのは、日本人のアップサイドへの姿勢です。もうある程度いいところまできてるみたいな感覚でいるのかもしれません。口では不景気だの、失われた20年だの言う割に、危機感がそんなにない。

経営というか、一般的な社会人の態度を昭和の偉人に習ったり、いつからあるのか知りませんけど”おもてなし”なんてのを日本の文化のように語る。何れにしてもあるものを利用するだけで全然センスを感じません。

何するにもダウンサイドリスクを気にして、減点を少なくすることばかりが目立ちます。学校の延長みたいなマネジメントしかできない管理職がいい例です。基本的にそんなんでも仕事として回ってたのはなまじでかい市場があった日本という前提のおかげです。

かといってグローバルとかなんとか言って現状から違うありものに鞍替えしたっておそらくそこまでの伸びは期待できないでしょね。だからというか、昨今の◯◯離れっていうのもそういう意味では合理的なんですよ。一旦ありものとは距離を置くという点で。まあそんな意図があってかはわかりませんけども。

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