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自己都合のために他人への要求が増えることを無能と言います

自分はこんなにちゃんとしたいと思っている、だからこれは守ってほしい。みたいな文言を言う人は基本的に工夫が足りません。ああされれば困るとか、責任を取るのは私だとか、わざわざ言わないと周りがわかってないとでも思ってるんでしょうね。そんなんだから誰もついてこないし結果も出ないのです。

例えば、今あるセクションで募集かけてるけど人が来ない、と。だから急に辞めるとかはしないでほしい。三ヶ月も待てないと言われたらわかったとしか言えない。云々。

いやいや

言わんとすることは理解できますけどね。その都合をなんとかするのがお前の仕事だろって思うんですよ。こういう意識って、言ってる言葉とは逆に、随分甘えてるように感じてしまいます。こっちに譲歩させておきながら当人は何してんだと。

実際の仕事ぶりとか普段の振る舞いでもそういうのって出るんですが、何より自分の立場と相手の立場をわかってないのが問題だと思うわけです。いわゆる前提の差ですね。わかりやすく言えば「客から見れば社員もバイトも関係ない」という理屈にアグリーできるかどうかという点です。関係ないと思ってる人はいいですけど、中には「店長を呼べ」って言葉が何か意味を持つと思ってる人もいるわけです。

外から見て関係ないという理屈をうちうちの話にこじつけるのはナンセンスです。自分の都合のいいように解釈するのは勝手ですが、その解釈で整合性が取れないことは目に見えています。

ある時は縦の序列で、ある時は横一列のルールでもって人を縛る。これはバックに会社があるから成立するシステムです。なのでそれを行使するのは誰でもいいわけです。誰でもいいならマシンでいいです。ではなぜ人がやってるかといえば、そのシステム外のことを処理するためだと思うのです。そこに初めて付加価値という仕事の成果があります。

他人への要求とはその付加価値を自分では実現できないのとイコールです。システム外は処理できませんという無能宣言と同意です。

一度考えを改めて転換しないとことは改善しませんからね。人は変わると本気で思ってるんなら、変わらない自分に関して矛盾なく説明してほしいですね。

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