Header Ads

レンチンというには高度過ぎる最近のレンジ

調理家電なんて、オーディオビジュアルに比べてその性能を比較する機会すらあまり持たない俺ですが、最近のはもう別次元ですよね。かつてヘルシオが出た時は過剰なスペックという気がしなくもなかったですけど、いまやスチームなんてデフォ。内張が石窯だったりするのに5マソ以下でありますもんね。

先月まで使っていた30年もののオーブンレンジは火を吹いて逝ったので、うちにもやっとこ多機能レンジが導入されました。


東芝のER-MD300といいます。

今日初めてスチームを併用してチンしました。すごいですね。焼いてあった鶏肉を再加熱っていうんですか、そしたら焼きたてみたいな肉の柔らかさで出来上がっちゃいましたよ。ただのレンチンだとどうにも表面が硬くて、皿に拡がる脂の質も良くなかったのに、素晴らしいですね。

ただ、ここでも多分に漏れず日本人の好きそうな無駄機能っていうか、多機能が過ぎるわけです。細かく料理を指定しすぎるっていうんですか。何種類パターンがあるんだって。いかにも現代的なセンスで、引き算が出来ない感じがとても垢抜けない。

核となる技術をそこそこに、これもできますあれもできますってうるさいんですよね。黙ってられない、知ってることは全部喋りたいみたいな。そこだけがマイナスです。まあ良くも悪くもフルオートが好まれる社会ですから、そういうユーザ向けに仕上がってるといえばベストなのかもしれません。

気分で使うかもしれませんが、おれはスチームの有無、ワット数、時間を指定できれば十分です。


Powered by Blogger.