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季節のものが美味しいという人間都合について

どこからか貰ってくるもんで、この時期うちには筍やワラビが過剰っています。メニューへのダブりも発生します。たけのこごはんと筍のテンプラみたいな。ただ、季節なのでいっぱい取れるというのはわかるんですが、美味しいとは別に果たして体にいいのかというのが疑問です。

例えば、旬というと食べ物だけに限らず人間でもよく言われますよね。平たく言えば肉体のピークも20代で概ね迎えるような節があります。ワラビをはじめとする植物の摂取にしても、いわば芽吹いたばかりのエネルギーマックスのものを体に入れることになるので、一見元気になる気がします。

しかし、体は両極に振れることを良しとしません。しませんっていうかそういう気がします。くまは冬眠から起きてまずフキノトウを食べるという話は散々聞きましたが、これはずっと寝てたので冬眠前の体に戻すには適してるんでしょう。それを同じように人間が行使してどれほどの効果が期待できるのか。

春眠どうのっていうのはある意味でその逆行だと思うんですよね。人は冬といえど日中も動きますし、季節の影響は気持ち程度しか受けないはずなんです。もちろん日本人として四季ベースで言いましたが、じゃあ四季のない国の人はどうなんだって。

それは言い出せば組成がどうのとか、いろいろ理由は見つけてくることができます。現代はテクノロジーの進化で、一応のところ季節外の環境も手に入ります。とはいえ、あくまで仮の環境です。じゃあ結局旬のものを享受するほか仕方なのかと。

まあシーズンという短期でみればそうなりますね。人間の細部が入れ替わるペースからすれば(2週間とかでしょうか?)影響ない気もしますし、影響が出るとすれば生きてきた積み重ねの結果とも言えます。動的なバランスで維持できなくなった変化が病気となってくるんで、それ以外はなんでもいいわけですね。つまりは。

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