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残業代や自動車保険における逆

業を残したことに対して支払われるっておかしい話ですよね。仮に仕事の早い人が評価されるとすれば、そこにつく加給とどうやってバランスさせているのか気になるところです。名目上は残業と言わず超過勤務と言ったりするようですけど、中身によっては割増どころか割り引いたほうがいいケースもあると思います。

これは自動車保険にも言えることで「走った分だけ」というと一見妥当な感じがします。しかし、走った距離が長いほどに運転歴というのも相応にあるわけです。ペーパー同然の人とベテランドライバーを比較すれば、距離に対する事故の発生イベント割合は前者の方が高いとも感じます。もちろん、そのくらいは保険を売る側も考えてるに決まってますし、ちゃんとファイナンスできるようにしてるんでしょうけど。

ただ、仕事に関していうと、基本的な概念では付加価値にお金が発生してますよね。残業はそれと逆行ってるんです。ただ残って仕事をする場合を考えると、効率よく仕事をさばこうと考える労力にはイコールになりません。

たまに、よくわからない仕事で週に3日働いてすげえ稼げてるって聞くと疑う人もいますが、つまりそういうことで、そもそも思考の前提が違ってるわけですね。いっぱい時間をかけないとなんともならないという思考に縛られて生産的な方へ意識が向いてないサンプルです。

デフレ思考からくる、なんでもより安く買うのが賢いというのも同じで、性能やデザインの付加価値に対して理解がある人がとても少数です。一番じゃないといけないとか云々いうのも、二番では付加価値がないからっていうところですよね。そこそこの性能にそこそこの金を払う行為は安物買いの銭失いといわれるように、何も残らない結果を招くわけです。

経験以上のことができない想像力と、システム背景を疑えないようなおつむのまま、立場だけが上に行くと組織の体質はなかなか転換しませんからね。人の流動を待つくらいしか変化を期待できないのが残念です。

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