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ごはんどころと都市の発展の関係

東京には世界の食が集まるといいます。一方で、地方のB級グルメというのもそれなりに街を活気付ける要素であります。大阪の粉もんや香川のうどんは一定の地位を得ています。しかし、これといって食に求心力が無い県ははっきり言って廃れていく一方だと感じます。

どこの県とは言いませんが、隣県の観光産業が強く、似たような観光形態を持ちながら、それがうまく生かしきれないのは宿泊施設の少なさのせいにあるという話を聞きました。俺自身もそうだなあと思っていました。

ただ、それもひとつ。大きな問題は宿泊以上に食事処の少なさだと感じるようになりました。もしかすれば俺が知らないだけなのかもしれませんが、いざ人に「ごはん連れていって」と言われた時に、はてどこに連れて行けばいいもんかと思うことがよくあります。

外で人と食事をする機会が増えた大学時分も、ほとんどは大阪に行ってましたし、余程の理由もなければ自県でという機会はありませんでした。それこそ地元に帰省した時にツレと居酒屋へ行くくらいのものです。

もともとそこまで食に関心のある方ではないものの、最近は少し考えを改めるようになりました。基本的に、小さい頃からいいものを食べて育った自覚がありますが、外で値段相応のチェーンを利用した時に、体が受け付けない事態が発生しました。たまたまだとしても、体にあった食を選ばないといけないと思ったわけです。

変にオーガニックだなんだと食材を限定はしませんけど、ロジスティクスから言っても鮮度の保てる範囲にやはり店も構えるはずで、高速からのアクセスから外れた地域は必然的に不利になります。どこの県とは言いませんが(しつこい)

ともすれば、便利なところに美味しいものが揃うようになりまた発展の流れもあることになります。競合も増える反面、行く側からすれば集中してあった方が選択肢も増えるし手間がありません。ひいてはエリアの活性化にもなります。

そうはいっても、今更何もないところに食の特区が出来たところで、恒久的に人の流れを持ってこれるほど地場に力があるとは思えませんが。

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