伝説の最期編を見た
アミューズソフトエンタテインメント (2015-01-21)
売り上げランキング: 164
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おれは、アニメというか漫画もそうだけど、一番好きなのは何かと言われれば迷いなく、るろ剣を挙げる。それくらい熱があるだけに、ちょっと惜しいなあこの実写化はと思ってしまった。キャストどうのとかは別に思わないんだけど、話の持って行き方が自然じゃない。
一番違和感を感じたのは宗次郎のシーン。あれだとなんのことかさっぱりわからない。もちろん、実写映画化の段階でオリジナルと違うのは当然にしても、ちょっと端折りすぎてるね、いろいろなところを。
確かに、見る人が見ればどうしてこうなるとか意味は理解できる。ただ、唐突すぎる。ストーリーとしての比重がおれの思うるろ剣ではないところに置かれてる。仕方ないんだけどね。なんか普通の映画にあるようなメッセージ性がほぼ感じられなかった。
そういう意味では、逆にキャストの影響が話のインパクトを歪めていたようにも思う。なにせ蒼井さんが一番印象強いし、作品に溶けてた。役は恵といって、フロントで目立つキャラでもないのだけど、この映画の中ではすごい引きがある。はまり度だけで言えば神木くんの宗次郎は言うまでもなくなんだけど、恵という人間の実写サイズは蒼井さんの芝居が自然すぎた。
三作品どれも、映画としてはいいんだと思う。それこそ興行収入が物語るように。しかし、るろ剣熱が強すぎるおれからすると求めるハードルが高杉晋作だったんだろうね。決して悪くないのに素直に良いってならないのが残念だったな〜